当団体では、新たな思いで活動していくためにも、毎年イベントを開催しております。
自然栽培という農業・栽培法を通して、環境や心と身体を大切にしていくこと、サスティナブルであること、グローバルな視点からひとりひとりが幸せに暮らしていくことまで、変化の多い時代であるからこそ、新たな価値観を毎年みなさまと共有していきたいと考えております。
1.日時
2024年12月25日(水)
1部:14:00〜17:00
2部:18:15〜21:30
※1部受付 13:20ごろ〜、2部受付 17:45ごろ〜
※2部ご参加のお客様は、開始までの17:00〜18:15の間、会場前のフロアにて撮影会や食前酒をお楽しみ頂けます。
2.場所
八芳園
〒108-8631 東京都港区白金台1丁目1−1 @NUIT(ニュイ)
白金台駅(都営地下鉄三田線・東京メトロ南北線)2番出口より徒歩1分
3.プログラム概要
1部 ①奇跡のりんご木村秋則先生による基調講演(14:00~14:55)
木村秋則 さま
「妻が安心して畑に行けるようにしたい」と無農薬栽培を始めたのが、きっかけであったが、害虫の問題など、なかなか上手くいかず、自殺をはかろうと山の中を彷徨ったことも、そのときに、自然のチカラ、大きな営みに気付かされる。
自然のチカラ 虫や雑草、土のチカラを借りて、育てられないだろうか?その思いをもって、改めて向き合い、1989年に りんごの自然栽培に成功する。
1993年頃から「環境を脅かさない農法こそが、これからの時代に誇りを持って取り組める農業だ」と考え、自然栽培の普及活動を始める。国内外において技術の普及に努めており、農業指導や講演を行っている。
1部 ②他登壇者約10名によるトークセッション(15:05~17:00 各30分ずつ3グループのトークセッション)
東大研究者や、こころや身体の専門家、農業や食の専門家が⼤集結します。
⑴テーマ 緑のルネッサンス 日本から地球へ
ファシリテーション:飯島ツトム さま
CO-WORKS 代表、⼀般社団法⼈イノベーションデザインラボ 理事、独⽴⾏政法⼈産業技術総合研究所ヘルスケア・サービス効果計測コンソーシアム 特別会員、⼀般社団法⼈STEAM Association 顧問、特定⾮営利活動法⼈熱気球運営機構 相談役、東京⼤学理学部 博⼠課程キャリアアップ研修担当、内閣府宇宙開発戦略推進事務局 S-BOOSTER 企画メンター、⼀般社団法⼈シゼンタイ スーパーバイザー。
登壇者:鈴木宣弘 さま
農業経済学の第一人者として安全な食を支える農林水産業の振興と地域の活性化に尽力。「食の海外依存と安全性の懸念」「畳みかける貿易自由化と安全保障」「環境負荷を改善する循環型農業」「命・環境・地域を守る生産から消費までの双方向ネットワーク」「協同組合の使命」など研究領域は多岐にわたる。
登壇者:高野誠鮮(たかの じょうせん) さま
1955年石川県羽咋市太田町生まれ。日蓮宗本證山妙法寺の第四十一世住職を務める僧侶であり、地域創生や文化、科学技術に精通したアドバイザー・教育者です。総務省の大臣委嘱地域力創造アドバイザーや、地方創生アドバイザー(富山県氷見市)など、数々の公共・学術活動を展開してきました。また、立正大学や新潟経営大学、京都大学、東京大学などで講師を務め、地域創生や公共経営についての教育にも力を注いでいます。
大学在学中から科学ジャーナリストとして活動を始め、TBSドラマ「ナポレオンの村」のモデルとなるなど、テレビ番組の企画・構成にも携わりました。1990年代には「UFOでまちづくり」を羽咋市で提唱し、その活動は米国『Time』誌でも取り上げられ、宇宙科学博物館の建設などを推進しました。地域社会活動が評価され、2005年には毎日・地方自治大賞特別賞を受賞し、福田総理に山彦計画を説明する機会も得ました。
また、著述活動にも積極的で、『宇宙人死体解剖完全版』や『ローマ法王に米を食べさせた男』などを発表し、科学技術やUFO、宗教哲学などをテーマにした書籍も多数刊行しています。専門分野としては、航空宇宙技術、先端科学、リモセン技術などがあり、国内外での講演や特集番組にも登場しています。趣味は猫やJAZZ、モータースポーツで、幅広い分野で活躍を続けています。
登壇者:杉本錬堂(すぎもと れんどう) さま
海上自衛隊、パティシエを経て45歳から天城流湯治法として健康法をまとめ始める。
伊豆高原在住の自身が、天城連峰を抱える伊豆で生まれた温泉療法を基盤とし、自身の病気や怪我を克服する過程で築き上げた独自の健康法が天城流湯治法として結集していく。2001年錬堂塾を設立。2015年一般社団法人天城流湯治法協会設立。天城流湯治法協会では身体と健康についてのカンファレンス「からだ会議」を日本全国のみならずニューヨーク・サンフランシスコ・シドニーなどで開催している。現在は天城流湯治法指導者の育成に力をいれており、セラピスト・治療家・医師・格闘家・ダンサー・ミュージシャン・ヨギーなど多岐にわたる分野で、世界中に3000名以上の指導者を育成している。
⑵テーマ 食・いのち輝く未来への環境と健康
ファシリテーション:小谷あゆみ さま
登壇者:西経子 さま
埼玉県農業政策課長、農林水産省食品企業行動室長、内閣総理大臣官邸国際広報室企画官、農林水産省農村政策推進室長、和食室長、食文化・市場開拓課長、大臣官房国際部国際政策課長、畜産局総務課長等を経て、内閣官房内閣審議官(内閣官房副長官補付)として地方創生等を担当した後、2024年7月から現職。
登壇者:岸紅子(きし べにこ) さま
和環食プロデュースブランド AKASHIRO 代表
環境省「つなげよう、支えよう森里川海」アンバサダー
サステナブルコスメアワード審査員長自身や家族の闘病経験をもとに、2006年にNPO法人日本ホリスティックビューティ協会(HBA)を設立。多数の美容・健康・医療関係者とともに女性の心と体のセルフケアの普及につとめ、資格検定や人材育成を行う。
また、自らも自然治癒力や免疫力を引き出すためのウェルネス講座を幅広く実施。
環境省アンバサダーも務め「ウェルネスを通じて人と地球の美しい循環を叶える」をテーマに活動中。ライフスタイルを通じた循環アクションを多く提言している。
パーマカルチャーデザイナー、発酵食スペシャリスト、味噌ソムリエの一面も持つ。
登壇者:石丸晋平 さま
大企業向けのコンサルタントとして、IT戦略や大規模システム開発、新規製品マーケティング戦略、人事制度、人材開発や組織開発などの経営とITの実務を経て、創業期ベンチャーに入社、事業責任者として戦略立案から事業開発を担当。動画データから人の特性や感情、コミュニケーションを計測する技術開発、AI搭載プロダクトの開発と事業をリード、人事業界初の動画解析AI搭載プロダクトをリリースした。人事とAIに関する書籍を出版、専門誌への寄稿、企業人事のコミュニティの構想から組成を行う。2022年、都市と地方をつなぐことで職場のメンタルヘルス問題に取り組むアーキヒューマー株式会社を創業。経営とITの専門性を活かし、企業の健康経営の支援、地域のコミュニティ開発などを手がける。大企業や創業期ベンチャー企業の科学技術の社会実装、新規事業開発に参画。動画からの感情解析技術、海上での建築技術、地域における暗号通貨技術、などの事業開発を手掛ける。一方、地域における活動では、石川県珠洲市、静岡県浜松市(天竜区)、静岡県川根本町のコミュニティ活動およびコミュニケーションプラットフォーム開発に従事。
⑶テーマ 環境と健康
ファシリテーション:おのころ心平さま
1971年生まれ。大学卒業後、22歳でサイコセラピストとして仕事をスタートして30年以上。「ココロとカラダをつないで自然治癒力を解放する」という独自のメソッドで、年間1000件以上、計3万件、6万時間以上の臨床経験を持つ。
クライアントには文化人、アスリート、経営者など著名人が多数。2008年、一般社団法人自然治癒力学校を設立。全国的に、自然治癒力系セラピストをつなぐ教室を展開しながら、一方で、医師・医療者とともに「医者をその気にさせる未来患者学」シンポジウムを毎年開催。セラピスト、治療家、ボディワーカー、スピリチュアルヒーラー、そして、医療者をつなぐ独自のポジションから、日々、情報発信し、セラピストによるリトリート・プロジェクトを推進中。コロナ後は、一般社団法人マッピングセラピー協会を運営し、身近な人間関係のココロを結びなおすコミュニケーション講座を展開している。著書累計28冊。
登壇者:山本竜隆 さま
昭和大学医学部客員教授
日本ホリスティック医学協会副会長、日本医師会認定産業医、日本東洋医学会認定専門医
聖マリアンナ医科大学、昭和大学医学部大学院卒業。米国アリゾナ大学医学部統合医療プログラムAssociate Fellow(2000年~2002年)をアジアで初めて修了。
その後、統合医療ビレッジグループ総院長、中伊豆温泉病院内科医長、(株)小糸製作所静岡工場診療所所長・産業医などを経て、地域では51年ぶりの医療機関となる朝霧高原診療所を開設。【主な著書(共著含む)】
『リトリート 日本人のための「新疎開」のすすめ』(旬報社)
『自然欠乏症候群 体と心のその「つらさ」、自然不足が原因です』(ワニブックス)
『「オプティマムヘルス」のつくり方 健康を実感できない日本人のための究極の処方箋』(ワニブックス)
『イタリアン・テルメ―自然の力で心身の癒しを』(エルゼビア・ジャパン)
『食べもので「体の不調」を治す本』(アスコム)
など。
登壇者:下田屋毅 さま
Sustainavision Ltd. 代表取締役
一般社団法人ザ・グローバル・アライアンス・フォー・サステイナブル・サプライチェーン 創業者1991年大手重工メーカー入社、工場管理部にて人事・総務・採用・教育・給与・労使交渉・労働安全衛生などを担当。労働安全衛生主担当として、工場の「安全衛生内部監査制度」を企画・導入。環境ビジネス(再生可能エネルギー/R.P.F.製造) 新規事業会社立上げ後、2007年渡英。英国イースト・アングリア大学環境科学修士、英国ランカスター大学MBA修了。
日本と欧州とのCSR/サステナビリティの懸け橋となるべくSustainavision Ltd.を2010年英国に設立。ロンドンに拠点を置き、日本企業に対してCSR/サステナビリティに関する研修、関連リサーチを実施。
2012年より「英国CMI認定サステナビリティ(CSR)プラクティショナー資格講習」を日本にて定期開催している。
2017年一般社団法人ザ・グローバル・アライアンス・フォー・サステイナブル・サプライチェーン(アスク)を日本にて設立(2022年4月代表理事退任)。
2018年3月、一般社団法人日本サステイナブル・レストラン協会を英国Sustainable Restaurant Associationとの連携により日本に設立。飲食店がサステナビリティのリーダーシップを発揮し、生産者/サプライヤー、消費者/生活者、そしてフードシステム全体を持続可能にするための仕組みを構築するために活動を開始している。講演執筆多数。
登壇者:細羽雅之 さま
四万十川源流域でホテル再生事業を通して、限界集落の可能性を見出す。森・育・農・食・医をベースに人口270人の集落に若者や子供の移住者と共に新しい社会を創造する。
登壇者:島村菜津 さま
ノンフィクション作家。1963年、長崎県生まれ、福岡県育ち。
東京藝術大学芸術学科卒業(イタリア美術史専攻)。2000年、5年間の現地取材をもとにした「スローフードな人生! イタリアの食卓から始まる」(新潮社)は、日本にスローフード運動を知らしめた。
『スローシティ~グローバル化もなんのその~』(光文社新書)『スローフードな日本!』(新潮社)、新得共働学舎に取材した『生きる場所のつくりかた』(家の光協会)など著書多数。近著に『シチリアの奇跡 マフィアからエシカルへ』(新潮社新書)、空き家だらけの山村の再生『世界中から人が押し寄せる小さな村』(光文社)、バール文化と場づくりを説く17年ぶりの文庫化『コーヒー 至福の一杯を求めて』など。近年は、オーガニック給食運動や社会的協同組合、水源の暮らしに注目している。
2部 ハピネス始まりの晩餐:日本の伝統的な文化、自然栽培の食を楽しむコースディナー
ゲストアクト:①人間国宝の大倉正之助さまによる鼓演奏
のうのう!日本は古来「農」に携わる人々を「百姓」と言う。つまり百の姓を保つ衣食住の全てに関わる「もの作り」を担う尊い存在だ!
「農」は日本の風土の恵みを賜わり全てを活かす働きを成し、山野草木海川全ての循環を滞りなくしかも美しく保つその一役を担う役割があります。その和には全て生命があり魂が在ります。「能」はそれらの集大成として宮大工による檜の能舞台の上に日本国土より賜わる様々な恵み素材を「百姓」🟰「職人」の「もの作り」の成果品である衣装、道具、お供物などありとあらゆる最高の品々を能役者はそれらを身に纏い手に携え同じく山の幸で在る能舞台に載せ神仏祖先に捧げる一役を担うのです。故に鎮魂の芸能であり総合芸術と言われています。能役者はその一役を担う為個人的表現ではなく、各家々に伝承された構え型を通して舞台を務める神と人の間で仲を取り持つ一役を担うのです。この伝承は聖徳太子より命を受けた秦河勝が能を編纂した折に確立されたものと存じます。
今回の「飛天双○能」能楽奉納は12年を一周期とすることで催行日時は1年1か月と月をずらし季節が変化するに合わせもの作りの素材も変化してもの作り全般多様性を保たせる働きとなります。昨年1月8日滋賀県の多賀大社で始まり今年2月8日は伊勢神宮内宮能舞台に於いて第二回飛天双○能、能楽奉納を5時間にわたり能役者69名が集い神事の能「翁」を始め7演目を奉納させて頂きました。その際には「翁」に関わる能役者たちが別火精進を成しその精進食の素材提供をシゼンタイが担ってくださいました。正に能と農が再び結ばれた素晴らしい能楽奉納となった次第です。来年は3月8日広島県福山市鞆の浦に在る沼名前神社の能舞台で朝日の出から日没まで10時間以上能楽奉納が繰り広げられます。更に「農」と「能」の絆は深まり日本美を支える「百姓文化」本当の「もの作り」がシゼンタイと共に始まります!彌榮 大倉正之助
②NPO法人美・JAPON小林栄子さまによる100年以上前の時代着物コスチュームショー
これまで多くの国際イベントや文化交流活動を主導し、海外での公演や展示を通じて、日本文化の深さと魅力を伝え、多くの支持を集めています。また、次世代への文化継承にも力を入れ、若手アーティストや職人を支援する活動を推進。
日本の伝統文化を未来へつなぐ架け橋として、多方面で活躍を続けています。
協賛企業ご紹介(順不同)
プラチナスポンサー
③マルタ園
ゴールドスポンサー